近代建築を訪ねて「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」を見学してみた!【大人の社会見学】
【目次】
- 1 神戸から世界中をつなぐデザインの拠点、KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)を見学してきた!
- 2 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)について
- 3 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)場所はこちら
- 4 まずは生糸検査所ギャラリーからスタート!
- 5 「KIITO CAFE」で旧生糸検査所時代にタイムスリップ【※ランチ食レポあり】
- 6 「+クリエイティブスタジオ」をのぞいてみよう
- 7 神戸開港150年記念事業 神戸港と神戸文化の企画展「神戸 みなと 時空」のご紹介
- 8 ビートルズを気軽に満喫できるギャラリーラウンジ「THE PENNYLANE KOBE」
- 9 番外編:KIITO内部の美しさを楽しんでみよう
神戸から世界中をつなぐデザインの拠点、KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)を見学してきた!
先日、須磨散策でお世話になったいたやどかりちゃん(板宿本通商店街様)から、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)について、興味をそそる記事が。ビートルズのギャラリーがオープンしたタイミングも重なり、写真とともに近代建築の内部もお楽しみください。
KIITO(Design And Creative Center)
If you really want to “BE KOBE”, you must know all the goods on the table. :-p#Kobe #Travel #KobeHeritage pic.twitter.com/vD8vBANsSe— 板宿本通商店街-オフィシャル (@ItayadoMM) 2017年5月6日
いたやどかりちゃんと楽しい須磨散策
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)について
2008年に、神戸市がユネスコ創造都市ネットワークのデザイン都市に認定され、その創造の拠点として、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)を2012年8月に開館しました。KIITOは、デザインを人々の生活に採り入れ、より豊かに生きることを提案し、神戸だけでなく世界中をつなぐ、デザインの拠点となることを目指します。
神戸市の中心部三宮の海側に位置する地上4階建ての建物内では、デザインやアートにまつわるゼミ、レクチャー、展示、イベントを開催するほか、貸ホール、貸ギャラリー、貸会議室、クリエイティブラボ(オフィス入居)スペースなどがあります。
(※文章はデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)WEBサイトより引用しています)
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)場所はこちら
各線「三宮駅」下車、南へ徒歩約10分程歩いたところにあります。お向かいには、先日ご紹介した「神戸税関」さんがありますよ。
神戸税関庁舎を見学&ランチ定食はうまかった!
今回は、生糸検査所ギャラリーからスタート→KIITO CAFE&クリエイティブスタジオ→3つの展示室→ビートルズギャラリーの順でお楽しみください。
まずは生糸検査所ギャラリーからスタート!
1927年に輸出生糸の品質検査を行う施設として、ゴシックを基調とした神戸市立生糸検査所(旧館)が建設されました。1932年には国に移管し、国立生糸検査所(新館)が東に建て増しされ、神戸港の生糸の輸出は、大正から昭和初期にかけて最盛期を迎えます。当時の様子は、2Fの「生糸検査所ギャラリー」で学ぶことが出来ます。
生糸検査用の機械が展示されています。
近くで見ると、かなり大きいですね。
近代日本の産業や文化を輸出するための重要な拠点だった生糸検査所は、その後役割を終えましたが、こちらのKIITOでは、一時代を築いた文化を継承し、新しい価値を生み出す創造の場として歩んでいます。
「KIITO CAFE」で旧生糸検査所時代にタイムスリップ【※ランチ食レポあり】
神戸の食を発信し、食関連プロジェクトを行う拠点として、2013年7月にオープンした「KIITO CAFE」に立ち寄ってみました。
検査機械が、そのままテーブルやインテリアとして使われています。
どこか懐かしい空気が流れていますね。
ソファ席で流れる時間をゆったりと楽しむのも、おすすめですよ。
ランチには、日替わりパスタ(750円)をいただきました。きのこと青菜の和風パスタには、ご覧の通りミンチ肉がいっぱい♪
地元の契約農家が育てた野菜を使ったサラダは、新鮮でシャキシャキでした。
「+クリエイティブスタジオ」をのぞいてみよう
プロジェクトの内容や、ゼミの活動などを見学することが出来ます。
神戸になじみ深い商品も展示されていました。
神戸っ子にはなつかしい、あの「神戸ノート」がありましたよ!
神戸っ子が愛用する「神戸ノート」
[amazonjs asin=”4806146390″ locale=”JP” title=”神戸ルール―KOBEモダンライフを楽しむための49のルール”]
神戸開港150年記念事業 神戸港と神戸文化の企画展「神戸 みなと 時空」のご紹介
神戸港にまつわる歴史を、各分野ごとに振り返ってみましょう。
その1:TOY&DOLL COLLECTION(玩具コレクション)
入口で企画展の入場チケットを購入し(大人:500円)、まずは日本や世界の玩具が集まったTOY&DOLL COLLECTIONからスタート!
昔懐かしいおもちゃも多く、レトロな雰囲気が楽しめます。
その2:陳舜臣と神戸ミステリー館
お次は、陳舜臣と神戸ミステリー館へ。
陳舜臣(ちん しゅんしん、1924年生まれ)は、神戸市出身の推理小説、歴史小説作家であり、代表作に『阿片戦争』『太平天国』『秘本三国志』『小説十八史略』などがあります。
[amazonjs asin=”4062931990″ locale=”JP” title=”新装版 阿片戦争 (一) (講談社文庫)”]
神戸ミステリー館では、神戸ゆかりの作家ライブラリーもありました。
その3:鈴木商店記念館
神戸を語るには外せない、総合商社の「鈴木商店」について学んでみましょう。
神戸・灘にある「鈴木薄荷」のハッカ油はこの季節に重宝するよ【※ハッカ油と鈴木商店ゆかりの会社について】
鈴木商店ゆかりの品物から、時代を造る歩みを垣間見ることが出来ます。
ビートルズを気軽に満喫できるギャラリーラウンジ「THE PENNYLANE KOBE」
世界的なロックバンドであるビートルズを気軽に満喫できるギャラリーラウンジ「THE PENNYLANE KOBE」が、5/6にオープンしました。
屋外には、リバプールを実際に走っていたロンドンバスが展示されています。今後、神戸市内でも走らせることを検討されているようです。
KIITOの3階に上がると、「THE PENNYLANE KOBE」がありました。入場料は500円(小学生以下無料)フリードリンク制で、ビートルズに関する写真、メンバーゆかりの貴重な品々の展示、ワークショップやミニライブイベントの開催、リバプール市の観光情報の発信などを行なっています。取材時は多くのお客様で賑わっていたので、今回はここまで。皆様からの感想をお待ちしています♪
番外編:KIITO内部の美しさを楽しんでみよう
神戸の歴史を物語る貴重な近代化産業遺産として、活用しながら後世に残していきたい、そんな思いに溢れる「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」。次は皆様のご訪問をお待ちしています。
[amazonjs asin=”B01AWED2N0″ locale=”JP” title=”近代化遺産と「すごい」日本人”]
- 【名称】
- デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
- 【営業日・営業時間】
- 9:00-21:00 休館日 :月曜日
- 【連絡先】
- 078-325-2201
- 【Webサイト】
- 【場所】
住所:神戸市中央区小野浜町1-4
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)