美しい近代建築の建物をご紹介「神戸地方裁判所」&「神戸教会」 #近代建築 #産業遺産 #神戸観光
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神戸の街で見かけた美しい近代建築のご紹介
神戸の街で出会った美しい近代建築を2件をご紹介します。
その1:「神戸地方裁判所」庁舎
明治37年に河合浩蔵の設計で建てられた「神戸地方裁判所」。赤レンガの旧建物が再生保存されています。河合浩蔵といえば、先日ご紹介した「神戸市 水の科学博物館」や明治43年頃に建築した「旧小寺家厩舎」、「神戸・中央区の優雅な近代建築」でご紹介した「海岸ビル(旧三井物産神戸支店)」も同氏の設計です。
【ご参考の近代建築はこちら】
上層階は、鏡のようなガラス壁になっています。
旧庁舎のファサードを保存し、1991年の建て替えで現在の姿になりました。モダンで歴史ある建物を尊重しつつ、新たに建て増した部分と、うまくマッチングしています。
その2:日本キリスト教団「神戸教会」
現役の教会としては神戸で最も古い教会とされる「神戸教会」。兵庫県庁よりさらに西、山手幹線沿いにあります。
設計は原科準平(はらしなじゅんぺい)、大林組により1931年に起工。鋭塔が際立つこちらは、震災を耐え抜いた戦前築の教会です。
こちらの教会は、神戸女学院、頌栄保育学院、神戸YMCA、神戸真生塾など、多彩な働きの母体になった歴史があります。
黄土色のタイル張りの外壁に、特徴的な半円アーチ型の入口は、2階の礼拝堂につながっています。
正面階段の右横には、空襲で破壊された市道の一部が展示されていました。
今回ご紹介した建物の他に、まだまだ神戸には近代建築や産業遺産が残されています。散策した際に、ぜひご覧くださいね。
- 【名称】
- 「神戸地方裁判所」&「神戸教会」建物のご紹介
- 【営業日・営業時間】
- 【連絡先】
- 【Webサイト】
- 【場所】
「神戸地方裁判所」:神戸市中央区橘通2丁目2−1
JR神戸線 「神戸駅」から徒歩7分程。
「神戸教会」:神戸市中央区花隈町9番16号
神戸市営地下鉄「県庁前」駅から西に約300m、徒歩7分程。
[map height="400px" zoom="18"]神戸市中央区橘通2丁目2−1[/map]
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