神戸市立王子動物園内にある旧ハンター住宅で「鋼の錬金術師 in KOBE展」を見学してきた! #鋼の錬金術師 #近代建築

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2019年9月2日区外スポット

映画『鋼の錬金術師』公開記念で旧ハンター住宅を見学してきた!

2017年12月1日より全国公開となった映画『鋼の錬金術師』で、劇中の登場人物である「合成獣(キメラ)の研究者、タッカー」の家という設定で、重要なシーンが旧ハンター住宅内で撮影されました。映画の公開に合わせ、“タッカー邸”のロケセットを一部再現し、一般公開されているとのことで、早速見学してきました。映画『鋼の錬金術師』の世界観とともに、国指定重要文化財である旧ハンター住宅近代建築の美しさを、写真でお楽しみ下さい。

「旧ハンター住宅」とは

旧ハンター住宅国指定重要文化財で、明治22年ごろに中央区北野町に建築され、英国人E.H.ハンター氏が居住していました。その後、昭和38年に王子動物園に移築されました。細部にまで神経の行き届いた意匠とあいまって、当時の裕福な外国人の生活の一端がうかがうことのできる、この時代の最も優れた異人館です。(※文章は神戸市広報サイトより引用しています)

「旧ハンター住宅」場所はこちら

神戸市立王子動物園内に旧ハンター住宅があります。入口で動物園の入場料600円を支払い、早速入ってみましょう。

【動物園レポはこちら】

カバ舎の近くに、旧ハンター住宅があります。

公開中のポスター&看板が目印です。

ライトグリーンの色合いが特徴の、木骨れんが造2階建一部3階塔屋付、屋根は寄棟造、日本で最初の時期の石綿スレート葺で、天井裏は洋式小屋組になっています。基礎は石造、外壁はモルタル櫛目引きで、南面と東面にめぐらされた重層のコロネード(列柱式)ベランダ、その張り出し部の上には三角形のペジメント(切妻のこと)があって、棟飾りや唐草模様の装飾がついています。館内の公開は、通常4月、5月、10月のみとなっており、今回はロケ記念の特別公開をされています。

「旧ハンター住宅」内部の様子

今回は1階のみの公開となっています。

主要キャラクターの衣装や小物が展示されていました。

パネルの前では、写真撮影も出来ますよ。

劇中に登場する錬金術師“タッカー”の自宅兼研究所という設定のセットが、一部再現されています。

美しくデザインされた窓枠から、ベランダに差し込む光と重なって、まるで絵画のようですね。

洋風の庭園とマッチした建築のデザインは、映画のセットにぴったりでした。公開期間は、12月24日(日)まで、どうぞお立ち寄りくださいね。

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※東灘ジャーナルでは、みなさまからの情報提供をお待ちしています。
新規オープン・閉店情報、イベントや街で気になること、記者発表や内覧会などございましたら、情報提供はこちらよりお知らせ下さい(※掲載無料)

【名称】
旧ハンター住宅
【営業日・営業時間】
9時30分~16時 ※毎週水曜休園
【連絡先】
078-861-5624(神戸市立王子動物園)
【Webサイト】

国指定重要文化財 旧ハンター住宅

【場所】

住所:神戸市灘区王子町3−1(神戸市立王子動物園内)


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