【カメムシ大量発生2023】カメムシの侵入対策と駆除の方法をいくつかご紹介します #カメムシ #カメムシ大量発生

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2023年12月5日スポット情報

2023年晩夏、カメムシ大量発生に格闘中

2023年9月中頃からカメムシが大量に発生しており、ベランダや窓ガラス、外壁や洗濯物にもくっついてもう大変。カメムシの侵入対策と駆除の方法をいくつかご紹介します。(※画像はイメージです)

カメムシについて

カメムシは、カメムシ目・カメムシ亜目に属する昆虫の総称です。体が亀の甲羅のような形をしており、刺激を与えると悪臭を放つ特性があります。緑色の「アオカメムシ」や、茶褐色で細かいまだら模様のある「クサギカメムシ」、銅褐色で背中に白斑がある「スコットカメムシ」などを見かけることが多いかと思います。

カメムシは5月〜8月ごろに産卵を行い、1週間〜2週間ほどで孵化します。9月頃になると晴れた日を選び、越冬場所を求めて一斉に移動します。9月〜11月に成虫となったカメムシが大量発生することが多いのはそのためです。

カメムシはなぜ臭いのか

カメムシは、中脚と後脚の間にある臭腺開口部から青臭いニオイを放ちます。たたいたり刺激を受けることで強烈な悪臭を放ちますが、これは敵に対する威嚇や防御の効果を狙ったものだそう。

カメムシはなぜ洗濯物にくっつくのか

カメムシは、あたたかいところや白い色を好む傾向にあります。そのため、白いシャツや靴下、シーツや肌着など白い洗濯物を干していると寄って来やすくなります。洗濯物を取り込む際は、パタパタっとはたいて落としてから取り入れたほうがよさそうです。

カメムシの侵入を防ぐには

◎玄関・窓・網戸に忌避剤やスプレーをまく

カメムシは洗濯物に付着するだけではなく、ハエや蚊などと同じように玄関や窓、網戸などの隙間からも侵入します。そのため、網戸の隙間や窓、玄関には、あらかじめ忌避剤を散布しておくとカメムシが寄りにくくなります。※ハッカ油スプレーでも多少の効果がありますが、昆虫やペット、小動物などの生き物を飼っているお家では禁忌(NG)なので、必ず確認してから使うようにしてください。

>>>【※ご参考】「ハッカ油」で暑い時期もすうーっと快適に♪効果的な使い方を3つご紹介

隙間テープや防虫フィルター、防虫キャップを活用して隙間を塞ぐ

網戸や窓の隙間は、隙間用テープや防虫フィルターなどで塞ぐと侵入予防になります。またエアコンのドレンホースに防虫キャップを取り付けると、カメムシやゴキブリなどの害虫の侵入にも効果があるようです。

◎こまめに除草・剪定を行う

カメムシは草木を好み、雑草の多いところで繁殖する傾向があります。ガーデニングや家庭菜園をしている場合は、卵を産みつけられると大量発生につながってしまうため、庭や畑の除草と樹木の剪定などをこまめに行うのがおすすめです。

◎なるべく室内の光を漏らさない

カメムシは光に引き寄せられる習性があります。玄関のライトや室内の明かりに引き寄せられて、周辺の壁や窓に集まりやすくなるため、夜はカーテンやブラインドをしっかり閉めて、なるべく室内の光を外に漏らさないようにするのもおすすめです。

カメムシの駆除について

◎殺虫剤や凍結スプレーをシュー!

カメムシ専用の殺虫スプレー、もしくは害虫駆除用の凍結スプレーを噴きかけましょう。(※ゴキブリや蚊用のスプレーなどはほぼ効かないのでご注意ください)

◎粘着テープやガムテープを活用する

粘着テープやガムテープを活用するのも効果的です。ちなみにこちらは、掃除機のパイプの先に粘着部分を表にして、ガムテープを貼り付けています。掃除機のパイプは長さがあるので、天井や高いところに貼りついたカメムシにも届きます。ちょっと離れたところからそおっーっと近づけて、ペチャっと貼り付けてカメムシを捕獲。大人しくなったら、テープを丸めてそのまま捨ててください。カメムシを手で触らず、かつ潰さずに駆除することが出来ます。

こちらは使い終わったラップの芯の先に巻いています。長さが短いので、主に死骸を集めるときに使用しています。汚れた芯はそのまま捨てることが出来るので便利ですね。

◎ペットボトルの手作りカメムシ捕獲器で駆除

ペットボトルを上から約1/3のところを丸く切り、

切った部分を漏斗のようにひっくり返し、残りの下の2/3にはめ込み、繋ぎ目に軽くテープを張った手作り捕獲器がこちら。カメムシの下にそっと捕獲器を忍ばせると、下に逃げる習性のあるカメムシは、吸い込まれるように容器の中に入っていきます。捕獲した後はテープを外して外へ逃すか、上からペットボトルの中に台所用中性洗剤を垂らすと死滅します。

●カメムシを掃除機で吸い取るのは…

掃除機で吸い取ると、刺激を受けてびっくりしたカメムシが掃除機内部で悪臭を放つ可能性があります。そうすると掃除機を使用するたびに、掃除機の排気ガスから悪臭が漂ち、お部屋の中がえらいことに。カメムシを掃除機で吸い込むのは、あまりおすすめできません…。

●カメムシを手でたたく・潰すと…

カメムシはたたかれた刺激で悪臭を放ちます。カメムシを駆除できても、壁や床には臭いが残るので、避けたほうがよさそうです。また素手で潰すと、手に悪臭がついてしまいます。手にカメムシの臭いが付いてしまった場合、ハンドソープ1回ではなかなか臭いが落ちないので、クレンジングオイルやオリーブオイルなどの油系でこすってから2度洗いすると、かなりすっきりします。

※カメムシの侵入予防対策や駆除の仕方など、皆様のおすすめがあれば、情報提供はこちらよりぜひ教えてくださいね。

情報の引用参照:くらしのマーケットWEBサイト「カメムシ対策に効果的な駆除・侵入防止・悪臭対処法」

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