【カメムシ異常発生2024】兵庫県「病害虫発生予察注意報第1号」を発表。個人でできる侵入対策と駆除の方法もあわせてご紹介! #カメムシ #カメムシ大量発生
この記事のURLとタイトルをコピーする
兵庫県「病害虫発生予察注意報第1号」を発表
2024年4月頃からカメムシをよく見かけるようになりました。兵庫県病害虫防除所では「病害虫発生予察注意報第1号」が発表されており、大量発生の原因を探ってみましょう。(※画像はイメージです)
カメムシの異常発生、2024年は発生の多い「表年」にあたります
一般的に「果樹カメムシ類」の発生量は隔年周期といわれており、2024年は発生の多い「表年」にあたります。活動時期は例年に比べて早く、4月中旬頃から発生が各地で確認されています。(左からチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシです)
兵庫県病害虫防除所によりますと、兵庫県内3地点(朝来市、加西市、南あわじ市)で実施しているチャバネアオムシ用フェロモントラップへのチャバネアオカメムシの誘殺数は、いずれの地点でも表年の平均を上回っており、特に加西市では例年にない早い時期に多数の個体が誘殺されています。朝来市でクサギカメムシが4月合計59 頭(過去5年の最高値 11 頭)、南あわじ市でツヤアオカメムシが同79 頭(過去3年の最高値1頭)誘殺されるなど、例年見られない発生が確認されています。
去年秋に大量発生したカメムシのうち、例年より多くの個体が冬を越え、冬を越えたカメムシが例年に比べて早く活動しており、気温の上昇に伴って活動が盛んになっています。これから夏にかけてさらに増加すると予想されており、注意が必要になりそうです。
画像と情報の引用参照:兵庫県病害虫防除所WEBサイト「令和6年度病害虫発生予察注意報第1号(果樹カメムシ類の発生状況と防除対策)を発表しました。」
この記事のURLとタイトルをコピーする