現存する日本最古の鉄造灯台!須磨の「旧和田岬灯台」を見に行ってきた! #旧和田岬灯台 #近代建築 #須磨の赤灯台 #須磨区 #登録有形文化財

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2021年3月12日区外スポット

「須磨の赤灯台」で知られる「旧和田岬灯台」をご紹介!

現存する日本最古の鉄造灯台として有名な、須磨海浜公園内にある「旧和田岬灯台」を見に行ってきました。その様子を写真でご紹介します。

「旧和田岬灯台」について

「須磨の赤灯台」で知られている和田岬灯台は、明治17年(1984)に兵庫区の和田岬に建てられたものを、昭和38年(1963)に須磨海浜公園に移築したものです。移築後は廃灯となりましたが、現存する日本最古の鉄造灯台です。初代の和田岬灯台は、木造洋式灯台として明治4年(1871)に建てられました。平面八角形で、白色に塗られていました。木造灯台は耐久性や耐火性に劣っているため、コンクリート製や鉄製に改築されることが多く、和田岬灯台も明治17年(1884)に平面六角形の鋳鉄製に改築され、石油燈からガス燈に変更されました。
灯台は3層構造で、1層は倉庫とホール、2層は螺旋階段、3層は広い空間を確保し、最上部に灯篭を設置しています。1層の1辺は約3.9メートル、高さは約15.8メートルです。レンズは1870年製のイギリスのチャンス兄弟商会の製品で、初代の燈台に使われたものが、破損しながらも残っています。

引用参照:神戸市広報サイト「国登録文化財(建造物)旧和田岬灯台」

「旧和田岬灯台」の設置場所はこちら

JR須磨海浜公園駅から南西へ徒歩10分、

シーパル須磨のすぐ西側「旧和田岬灯台」があります。

保存状態が良く、現役当時の姿が残されています。近くで見ると、大きいですね!

灯台は3層構造で、高さが15.76メートル。1層は倉庫とホール、2層は螺旋階段、3層は広い空間を確保し、最上部に灯篭を設置しています。「日本の灯台の父」と言われるR.ブラントン氏が設計、現存する日本最古の鉄造灯台とされています。

英国と締結した大坂条約において、兵庫の開港に備え、航路安全を図るために建設を約した5基の灯台の1つで、国の登録有形文化財近代化産業遺産に指定されています。

入口の上には、改築の経緯を示す「明治五年一月二九日初点燈於舊臺一七年三月一日再点燈於新臺」が掛けられています。
外観のみ常時見学可能、歴史好きな方はぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

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【名称】
旧和田岬灯台
【営業日・営業時間】
外観のみ常時見学可能です
【連絡先】
【Webサイト】

神戸市広報サイト「国登録文化財(建造物)旧和田岬灯台」

【場所】

住所:神戸市須磨区須磨浦通1-1

旧和田岬灯台

JR須磨海浜公園駅から南西へ徒歩10分


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