【※追加更新!】阪神間モダニズムを代表する「宝塚ホテル」の優雅な建築をご紹介!移転開業日は2020年5月14日(木)だよ! #宝塚ホテル #阪神間モダニズム #近代建築 #宝塚市
【目次】
移転前の貴重な「宝塚ホテル」を見学してきた!
阪神間モダニズムを代表する「宝塚ホテル」が2020年、宝塚大劇場横へ新築・移転すると知り、その前におさめておこうと見学してきました。建物の美しさを写真でご覧下さい。
「宝塚ホテル」について
宝塚ホテル(たからづかホテル)は、阪急阪神第一ホテルグループの系列に属し、宝塚ファンの方にも長く愛されてきました。創業は1926年(大正15年)、設計は古塚正治氏です。2020年、宝塚大劇場横へ新築・移転を予定しており、現在の建物で営業を続けられるのも、あとわずかとなります。
【※ご参考】「宝塚ホテル」の新しい移転先はこちら
「宝塚ホテル」場所はこちら
阪急今津線「宝塚南口駅」駅前すぐの場所にあります。神戸から30分前後という交通の便の良さは魅力的ですね。
優雅さとモダンを兼ね備えたアール・デコ洋式をもとに、切妻屋根に施された、植物のレリーフが美しい本館。ヨーロッパの技法を早くから取り入れていた古塚正治氏は、この他に正司家住宅や西宮市庁舎なども手がけています。
旧館(東面)からの様子がこちら。
台形のデザインが特徴的な窓です。
全体で見ると、建物の老朽化がかなり進んでいます。
本館(北面)からの様子です。
窓の形が、劇場のようなデザインです。
優雅な「宝塚ホテル」の内部を一挙にご紹介!
調和のとれた美しさと豪華さを兼ね備えたホテルのロビー。
太い列柱が並ぶ館内は、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
本館の大階段は、開業当時の意匠がそのまま残されています。
宝塚劇場で緞帳として使用されていた、小磯良平原作の「騎士の門出」です。
ティーラウンジ「ルネサンス」の回廊アーチは天井が高く、優雅で洋館らしい雰囲気です。
大きな窓からティーラウンジを照らす明るい光。
90年の時を経た今も、当時の美しさと華やかな面影を偲ぶことが出来ます。
宝塚歌劇のポスターや紹介が展示されている特徴的な館内。
おみやげショップにも、宝塚グッズがたくさんありました。
宝塚の歴史を物語る「地域遺産」としても貴重な「宝塚ホテル」。2020年5月14日(木)の移転開業までに、ぜひお立ち寄りくださいね。
【※プレスリリース資料】宝塚大劇場の西隣へ移転・新築 宝塚ホテル移転開業日決定のお知らせ
画像と文章の引用参照:宝塚ホテルWEBサイト「宝塚ホテル移転開業日決定のお知らせ」
- 【名称】
- 宝塚ホテル
- 【営業日・営業時間】
- 【連絡先】
- 0797-87-1151
- 【Webサイト】
- 【場所】
住所:兵庫県宝塚市梅野町1-46
宝塚ホテル
阪急今津線「宝塚南口」駅前すぐ