神戸市立相楽園で4月21日~5月6日「つつじ遊山」が開催中!「旧ハッサム住宅」の一般公開を堪能してきた! #神戸市立相楽園 #旧ハッサム住宅 #旧小寺家厩舎 #近代建築 #つつじ #重要文化財 #神戸観光
【目次】
「つつじ遊山」の開催と「旧ハッサム住宅」の一般公開
神戸市立相楽園で、4月21日~5月6日まで「つつじ遊山」が開催中です。ツツジが見ごろを迎える時期に毎年開催されているイベントで、重要文化財「旧ハッサム住宅」の内部公開を見にいってきました。写真とともにお楽しみ下さい。
「つつじ遊山」の告知について
神戸・相楽園について
相楽園は、元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、昭和16年以降神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、一般に公開されるようになりました。平成18年1月26日に、相楽園が国の登録記念物(名勝地)に登録されました。庭園は、池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)日本庭園で、飛石や石橋を渡り、流れや滝など深山幽谷(しんざんゆうこく)の風景を見ることができます。蘇鉄園(そてつえん)や樹齢500年と伝えられる大クスノキ、春に咲くツツジの花やモミジの紅葉も見事です。また、重厚な正門と欧風建築の旧小寺家厩舎(重文)、保存のために移築された船屋形(重文)、旧ハッサム住宅(重文)のほか、茶室浣心亭(かんしんてい) が庭園の景観と調和し、都心のオアシスとなっています。(※文章は相楽園WEBサイトより引用しています)
神戸・元町駅から歩いて徒歩約10分、兵庫県庁の北側にあり、街中で散策出来るおすすめスポットです。つつじが満開で、多くの方が写真におさめていました。
「船屋形(重要文化財)」は江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた『川御座船(かわござぶね)』の屋形部分だけが陸上げされたものです。木造2階建、切妻造桧皮葺(きりつまづくり ひわだぶき)で内部は1階2階とも3室に分かれていて、前方より「床机の間」「上段の間」「次の間」となっています。現存する川御座船としては、国内で唯一のものです。
こちらは小寺謙吉氏が河合浩蔵氏に設計を依頼、明治43年頃に建築した「旧小寺家厩舎(重要文化財)」です。円型の塔屋・急勾配の屋根や屋根窓・豊富な切妻飾り(きりつまかざり)など、変化に富んだ意匠で飾られています。この日は内部公開がなく、こちらはまた改めて。
旧ハッサム住宅(重要文化財)の一般公開へ!
英国人貿易商のハッサム氏が、明治35年頃異人館街(北野町)に建てて住んだもので、設計は英国人によるものです。まずは外観から見ていきましょう。
木造2階建、寄棟造棧瓦葺(よせむねづくり さんかわらぶき)の和洋折衷建築物で、とても美しい造りになっています。
阪神・淡路大震災時に屋根から落下した煙突が、前庭に保存されています。
では、早速内部へ入ってみましょう。
旧ハッサム住宅(重要文化財)内部の様子
重要文化財についての説明書きと指定書がありました。
1階は、広いリビングになっています。
続いて2階へ上がってみましょう。装飾が美しい階段も雰囲気がありますね。
廊下と扉のコントラストで、思わずパシャリ。
太陽の光が降り注ぐリビングと、
ちょっとしたお部屋が続き、
旧ハッサム住宅で使われたレリーフの説明や展示を楽しむことが出来ます。
こちらはバスルームですね。
「ひょうごの近代住宅100選」にも選ばれている「旧ハッサム住宅」。内部公開は5/6(日)まで開催、美しい館内と音楽イベントを一緒に楽しんでね♪
- 【名称】
- 神戸市立相楽園
- 【営業日・営業時間】
- 午前9時~午後5時
- 【連絡先】
- 078-351-5155
- 【Webサイト】
- 【場所】
住所:神戸市中央区中山手通5-3-1
神戸市営地下鉄西神・山手線 県庁前駅 徒歩5分
阪神本線 元町駅 徒歩10分 | JR神戸線 元町駅 徒歩10分※入園料:大人300円