神戸・御影公会堂がリニューアルオープンしたので見学に行ってみた!【大人の社会見学・訂正版】
【目次】
神戸・御影公会堂がリニューアルオープン!
皆様、お待たせいたしました!神戸・御影公会堂がリニューアルオープンしたので、早速見学へ行ってまいりました。その様子を写真でお楽しみ下さい。
神戸市立御影公会堂とは
神戸市立御影公会堂(こうべしりつみかげこうかいどう)は昭和8年、地元の白鶴酒造からの寄付などによって建設されました。鉄筋コンクリート3階建て、大ホールや会議室、食堂を備えています。20年の神戸空襲でも公会堂は焼け残り、その姿は「火垂るの墓」でも描かれています。結婚式場を設置し、数多くの結婚式を行っていた時期もありました。平成7年の阪神大震災では倒壊を免れ、地域住民の避難所としても活用されました。
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御影公会堂の場所はこちら
阪神本線石屋川駅から徒歩3分、JR神戸線「住吉」駅から徒歩10分の国道2号線沿いにあります。ちょうど東灘区と灘区の「区境」の標識が目印です。
正面の様子がこちら。「御影郷土資料室」や「嘉納治五郎記念コーナー」、そして「御影公会堂食堂」もありますよ。
見学者の方が続々と入っていきます。
手すり・スロープ付でバリアフリーに、駐車場も使いやすくなりました。
階段からも、横のスロープからもゆっくりと入ることが出来ます。それでは館内へ。
御影公会堂の館内を見学してみた
1階ホール部分
1階のホール部分がこちら。
1933年(昭和8年)の建設以来、神戸大空襲や阪神淡路大震災にも耐え抜いた御影公会堂。外壁のスクラッチ・タイルや窓周りの分厚い縁取り、アーチ状の天井や、船体をイメージさせるデザインなどが建物の特徴です。
奥にはエレベーターも設置されています。
どの角度から見ても美しい館内です。
設計者は、神戸ゆかりの建築家・清水栄二氏で、全国でもあまり多くは残っていない過渡(様式建築からモダニズムへの)建築と言われています。
奥には白鶴ホールがあります。こちらものぞいてみましょう。
1階白鶴ホール
白鶴酒造の嘉納治兵衛の銅像があります。嘉納治兵衛は分家の白鶴を本家の菊正宗に並ぶまでに発展させ、会館の建設だけでなく、 学校や住吉の山手の白鶴美術館の設立に尽力しました。
それでは失礼して中へ。
正面に舞台を備え、使いやすい広さになっています。
横の入口もモダンなデザインですね。
2階~3階の様子
今度は2階~3階へ上がってみましょう。
アーチ状の天井や柱、階段の造りは、どこか懐かしくレトロな感じです。
東灘といえば、だんじり!模型や提灯がショーケースに陳列されています。
集まりやカルチャー、ちょっとしたおけいこ事に使える和室は「澤之井の間」とあります。
【※実際の「沢の井」レポはこちら】
エレベーターでスムーズな移動も出来ますよ。
3階の踊り場は光がサンサン!見上げると、
吹き抜けとガラスの市松デザインで、優しく光を取り入れています。素敵なデザインですね。
集会場も3つ、使い勝手が広がります。お手洗いもバリアフリー。手すりもついて安心です。
いよいよ地下フロアへ
今度は地下に降りてみましょう。
御影郷土資料室と嘉納治五郎記念コーナー
地下には、「御影郷土資料室」と「嘉納治五郎記念コーナー」が併設されています。ゆっくりと見学をお楽しみください。
御影公会堂食堂でオムライスも楽しめます
オムライスで有名な、御影公会堂食堂も地下で営業されています。
人気過ぎて、開店11時前から多くの方が名前を書いてお待ちの様子でした。懐かしいお味をぜひ堪能してくださいね。
番外編:御影公会堂外観の様子
最後に御影公会堂の外観をご紹介。
丸や半円の窓、枠の造りが特徴的ですね。
全体的にはっきりした色合いになっていました。年を重ねるごとに、その色彩もなじんでくることでしょう。
待ちに待った御影公会堂のリニューアルオープン、まずは写真でお楽しみいただきました。開館時間内は常時見学が可能ですので、散策(撮影)スポットとしてどうぞお立ち寄りくださいね。
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- 【名称】
- 神戸市立御影公会堂
- 【営業日・営業時間】
- 午前9時~午後5時 ※火曜日は休館
- 【連絡先】
- 078-841-2281
- 【Webサイト】
- 【場所】
住所:神戸市東灘区御影石町4丁目4番1号
<アクセス>
- 阪神本線石屋川駅から徒歩3分
- JR神戸線「六甲道」駅より市バス16・36系統、「御影公会堂前」下車すぐ
- JR神戸線「住吉」駅から徒歩10分