神戸文学館で企画展「トアロード~お洒落で不思議な国際通り」が12月24日(火)まで開催中!シックな赤レンガの建物をご紹介するよ! #神戸文学館 #神戸市灘区 #トアロード #近代建築 #関西学院発祥の地
企画展「トアロード~お洒落で不思議な国際通り」
神戸文学館で企画展「トアロード~お洒落で不思議な国際通り」が12月24日(火)まで開催中、シックな赤レンガの神戸文学館を写真でご紹介します。
「トアロード~お洒落で不思議な国際通り」について
居留地と北野町を結ぶトアロードは開港以来、神戸を代表する坂道です。雑居地として開発された北野あたりに外国人が住むようになり、職場(居留地)と住居(北野町)を真っ直ぐに結ぶ道として整備されました。
日本語だけでなく英語表記の看板を掲げた店が並ぶハイカラな街並。何となく漂う異国情緒と高級感。いかにも神戸らしい情景は時代を超えて文学作品の舞台になってきました。
谷崎潤一郎は『細雪』で高級イメージの代名詞として登場させ、俳人の西東三鬼は小説『神戸』でコスモポリタンな人が集まる場所として描きます。稲垣足穂が描くトアロードは不思議の世界の入口のよう。関西学院在学中の今東光はトアロード沿いにあった喫茶店に通い、後輩だった足穂はその喫茶店に憧れながら珈琲の香りのする店頭を通り過ぎます。一瞬のきらめきを放った久坂葉子は坂道沿いの家に暮らしました。
企画展ではこの坂道を象徴するトアホテルが焼失する昭和25年ごろまでを取り上げます。「トアホテルがあったトアロード」。文学作品の案内で時を超えた“散策”に出かけます。
展示内容はこちら
※ トアロードを舞台にした文学作品引用。
※ トアロードや周辺の写真パネル。
※ 明治・神戸の雰囲気を伝える品。
※ 久坂葉子ゆかりの品。
※ その他
画像と文章の引用参照:神戸文学館WEBサイト「神戸文学館企画展「トアロード~お洒落で不思議な国際通り」」
【※実地レポ】神戸文学館の見学と観覧に行ってきた!
阪急「王子公園」駅西口を出て、北側の横断歩道を渡り、西方向へ歩くこと約5分、
「神戸文学館」に到着しました。階段を上がると、建物の入口があります。
1904年に原田の森に建てられた関西学院のチャペルが、歴史を経て「神戸文学館」として生まれ変わりました。入場無料、明治以降の神戸にゆかりのある文学者を、時代ごとのテーマに沿って紹介しています。
館内のサロンでは、神戸を描いた作家たちの作品を自由にご覧いただけます。(※文章は神戸文学館の紹介WEBサイトより引用しています)
「登録有形文化財」であり、赤レンガの造りがとてもシックですね。
お隣の王子動物園や遊園地も全て含め、この一帯は「関西学院 原田の森キャンパス」と呼ばれていました。時代を経ても、教育や子供たちの大切な場所であり、歴史を知ることが出来るおすすめスポットです。
敷地内には、関西学院発祥の地の記念碑があります。「敬神愛人」、「Mastery for Service」と学院沿革の碑文、真ん中には旧礼拝堂階段の飾り石がありました。
この日は企画展「続・昭和レトロ~時代が変わるとき」が開催中でしたので、見学させて頂きました。(※建物内は撮影禁止となっています)
企画展「トアロード~お洒落で不思議な国際通り」は12月24日(火)まで開催中。シックな建物の見学と展示の観覧をダブルで楽しんでね♪
- 【日時】
- 2019年10月1日(火)~12月24日(火) ※水曜休館、祝日の場合は翌日休館 平日 10:00~18:00 土日祝日 9:00~17:00
- 【有料無料の区分】
- 無料
- 【場所】
住所:神戸市灘区王子町3-1-2
神戸文学館
阪急「王子公園」駅より西へ徒歩5分