神戸ファッション美術館で特別展「星をみつめておもいだす さとうわきこ展」が8月31日(日)まで開催中!優しさと強さが感じられる作品の魅力を一挙にご紹介します♪ #東灘区 #神戸ファッション美術館 #さとうわきこ #ばばばあちゃん

この記事のURLとタイトルをコピーする

イベント, 東灘区とは

特別展「星をみつめておもいだす さとうわきこ展」の開催

神戸ファッション美術館で特別展「星をみつめておもいだす さとうわきこ展」2025年8月31日(日)まで開催中。さとうわきこさんが歩んだ道を辿りながら、作品の魅力をご紹介します。

神戸ファッション美術館へのアクセスがこちら

六甲ライナー「アイランドセンター」駅から徒歩すぐの場所にある神戸ファッション美術館がこちら。この日は内覧会にお邪魔させて頂きました。(※館内の撮影ルールに基づいて撮影しております)

特別展では、『せんたくかあちゃん』シリーズの全3作や「ばばばあちゃん」シリーズの全22作など初期から晩年までに手がけた絵本の原画約210点をはじめ、絵本の仕事をする前から取り組んだ童話の原稿や挿絵、最後の絵本となった『みちくさ』の原画とともに、さとうわきこさんが歩んだ道を辿ります。

「星をみつめておもいだす さとうわきこ展」の見どころをご紹介します

特別展では「序章 みちくさ」からはじまり、

誰もが子どもの頃に抱いていた遊び心を忘れないように、という思いが込められた作品が並んでいます。

そして【第一章 はじまりのこと】へと続いていきます。
幼いころは病気がちだったそうで、10代になると絵を誉められたことがきっかけで美術部に入り、童話も書き始めました。その後 絵本作家を目指すようになります。

10代の頃の詩作ノート、挿絵原画、写真、そして昨年刊行50周年を迎えた『おつかい』原画などが展示されており、初期のころの作風を垣間見ることができます。

【第2章 母のこと、父のこと】では、若くして最愛の父を亡くし、女手一つで家計を支える母の姿を見て、自立した女性として生きる覚悟を決めます。

何度も苦難を乗り越えて、絵本作家になる夢を掴んだと生きることの苦しみと喜び、人の優しさと強さ、自然の美しさを知り、それを物語に紡いできました。

母親がモデルだという「せんたくかあちゃん」や「とうさん」シリーズが展示されており、さとうわきこさんの原点ともいえる世界観を感じることが出来るエリアです。(作品の横には解説とともに ”さとうわきこさんのことば” も展示されているので、ぜひ一緒にお読み頂けたらと思います)

【第3章 わたしのこと】 では、さとうわきこさんが多く描いた温かみある猫などの動物たちを中心に、

「母の友」の挿絵とあわせて展示されています。

【第4章「ばばばあちゃん」のこと】では、さとうわきこさんを人気絵本作家に押し上げた大人気シリーズ「ばばばあちゃん」22作品の原画が展示されています。

1979年、童話「いそがしいよる」が「母の友」7月号に掲載され、1981年には「普及版こどものとも」として絵本化されました。

絵本の原画や挿絵の他、館内には様々な楽しい仕掛けがご用意されており、

実際に手に取って読める絵本コーナーや、

『いそがしいよる』のワンシーンを再現した【「ばばばあちゃん」なりきりフォトスポット】も設けられています。こちらもぜひ一緒に楽しんでみてくださいね♪

【第5章 いろんな人のこと】では、自身の絵本以外にも、多くの人とともに絵本制作を行いました。

長野県岡谷市に「小さな絵本美術館」を設立し、絵本文化の保存と普及にも長年取り組んできました。多くの人との出会いの中で生まれた作品が展示されています。

そして【終章 夢のつづき】へ。2024年3月28日、89歳で急逝された絵本作家のさとうわきこさん。絵本『みちくさ』の出版を控えていた矢先のことでした。いくつかは構想のまま、原稿だけが残されていたものもありました。

どれだけ年を重ねても、いろいろなことに好奇心をもち、自由な想像力で創作に取り組まれていたさとうわきこさん。まだまだ書きたいこと、描きたいこと、そして伝えたいことがたくさんあったかと思います。
特別展「星をみつめておもいだす さとうわきこ展」8月31日(日)まで開催中。ぜひ多くの皆様にご覧頂けたらと思います。

情報の引用参照:神戸ファッション美術館WEBサイト「特別展「星をみつめておもいだす さとうわきこ展」」

神戸ファッション美術館 Instagram(@kobefashionmuseum)

※東灘ジャーナルでは、皆様からの情報提供をお待ちしています。
新規オープン・閉店情報、イベントやお祭り、新商品のご紹介、記者発表や内覧会などございましたら、情報提供はこちらよりお知らせ下さい(※掲載無料)

【日時】
2025年6月28日(土) ~ 8月31日(日) 10:00 ~18:00(最終入館は17時30分まで)休館日:月曜日(ただし7月21日、8月11日は開館)、7月22日(火)、8月12日(火)

【有料無料の区分】
有料

【金額】
一般:1,000円(800円)、大学生・65歳以上:500円(400円)、高校生以下・神戸市内在住の65歳以上:無料 ・団体料金適用 ※(   )内は有料入館者30名以上の団体料金

【※注意事項】
※学生の方は、学生証、生徒手帳などをご提示ください。※65歳以上の方は、年齢と住所が確認できるものをご提示ください。


【場所】

住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1

神戸ファッション美術館

六甲ライナー「アイランドセンター」駅から徒歩すぐ



この記事のURLとタイトルをコピーする