神戸市立小磯記念美術館:特別展「描かれた花々ー小磯良平の植物画を中心にー」を鑑賞したよ【神戸東灘アートマンス対象】
神戸・六甲アイランドにある神戸市立小磯記念美術館の特別展「描かれた花々-小磯良平の植物画を中心に-」を鑑賞しましたので、写真とともにご紹介させていただきます。神戸東灘アートマンスは11/23(祝)まで、この機会をお見逃しなく。
神戸市立小磯記念美術館とは
神戸市立小磯記念美術館は、緑豊かな六甲アイランド公園内に、平成4年11月に開館しました。
神戸に生まれ、神戸で制作を続けた洋画家小磯良平は、昭和63年12月に惜しまれつつ世を去りました。その翌年に油彩・素描・版画などの約2,000点の作品が、アトリエ・蔵書・諸資料と共に、ご遺族より神戸市に寄贈されました。神戸市は小磯良平の偉業を顕彰し、作品の収集、保存、調査研究、普及活動を行っています。
美術館の中庭に移築・復元された小磯良平のアトリエでは、制作の雰囲気を味わっていただくことが出来ます。ハイビジョンギャラリーでは、110インチのハイビジョンで、画家の紹介や作品の解説を行っています。
特別展「描かれた花々―小磯良平の植物画を中心に―」のご紹介
小磯良平が描いた植物画を中心に、花々や植物にまつわる絵画作品を展覧しています。
本展の軸となるのは、小磯良平が武田薬品工業株式会社の機関誌『武田薬報』の表紙として、1956年から13年にわたり描き続けた薬用植物画です。所蔵者である武田薬品工業株式会社の特別な協力を得て、25点を10年振りに出品します。また、植物分類学者の父・牧野富太郎をはじめとする科学者たちの精密な植物画や、小磯良平や神戸にゆかりのある画家たちの花や植物をめぐる油彩画などを含め約90点を展示します。さまざまな視点で描かれた“花々”の絵画世界をお楽しみください。
【同時開催 「小磯良平作品選3-油彩-」】
小磯良平の初期から晩年までの油彩作品約30点を展示し、小磯良平の画業をたどります。
(※文章は神戸市立小磯記念美術館WEBサイトより引用しています)
神戸市立小磯記念美術館の場所はこちら
神戸新交通六甲ライナー「アイランド北口」駅で降ります。
歩道橋を向かって右側に進んでください。
階段を降りていきましょう。隣にはエレベーターも設置されています。
神戸市立小磯記念美術館に到着しました。
特別展のポスターが掲示されていますね。
美術館の周辺では、美しい紅葉を楽しむことが出来ます。
「描かれた花々」のおもな展示作品
- 小磯良平 《ヒガンバナ》1961年 武田薬品工業株式会社蔵(左)
- 牧野富太郎《ヒガンバナ》1906年 高知県立牧野植物園蔵(右)
- 西野猪久馬《フクジュソウなど春の花6図》年不詳 高知県立牧野植物園蔵(左)
- 小磯良平 《ボタン》1959年 武田薬品工業株式会社蔵(右)
- 小磯良平 《ハッカ セイヨウハッカ》1969年 武田薬品工業株式会社蔵(左)
- 小磯良平 《ミツガシワ》 1968年 武田薬品工業株式会社蔵(右)
(※美術館の展示品を直接撮影することは禁止されているため、撮影エリアのバナーを掲載しています。)
こちらは、美術館の中庭に移築・復元された小磯良平のアトリエです。制作の雰囲気を再現された館内に入ることが可能ですよ。
小磯良平の世界観を感じ、繊細でかつダイナミックな画風に触れることが出来る「神戸市立小磯記念美術館」。ゆかりある数々の名作が、あなたのお越しをお待ちしています。
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- 【名称】
- 神戸市立小磯記念美術館
- 【営業日・営業時間】
- 10時~17時(入館は16時30分まで) 休館日:月曜日
- 【連絡先】
- 078-857-5880
- 【Webサイト】
[利用料金]
特別展入館料:一般800円、高大生600円、小中生400円- 【場所】
住所: 神戸市東灘区向洋町中5丁目7