神戸の魅力を再発見する「KOBE Re: Public ART PROJECT 公開発表会」のイベントに参加、森山未來さんとともにアートやプロジェクトをご紹介します♪ #神戸市 #森山未來 #つぶやこうべ #神戸リパブリックアートプロジェクト
【目次】
「KOBE Re: Public ART PROJECT」の公開発表会と内覧会に参加してみた
神⼾市が主催するパブリックアートによる観光誘客事業「KOBE Re: Public ART PROJECT」の公開発表会と内覧会がデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で3月1日に開催。ご案内を頂いたので、ご一緒に参加させて頂きました。
情報の引用参照:KOBE RePublic Art Project WEBサイト
「KOBE Re: Public ART PROJECT」のご紹介
このプロジェクトは、メインキュレーターに森⼭未來さんを迎え、これまでの枠組みに捉われない、新しい形のパブリックアートを創出する試みとして、2022年9⽉にスタート。『神⼾の多様な“⾵景”、“場所”、“建物”がアートとなりうる』という考えのもと、様々な分野で活動するアーティストが、独⾃の視点やアプローチで、新たな神⼾の魅⼒(周遊観光資源)を発掘。2⽉22⽇(⽔)~3⽉19⽇(⽇)までの期間、リサーチで⾒出された神⼾のスポットで、展⽰やダンスパフォーマンス、演劇、⾳楽ライヴ、トークイベントなどを、市内で活動を展開する⼈々や団体とコラボレーションし、各所で展開(リ︓パブリック)が実施されました。
今回の発表会では、実際にプロジェクトのリサーチに参加したアーティストをゲストに招き、昨年12月に実施したリサーチ活動を通じて再発見できた神戸の魅力についてのご紹介があり、それを今後の周遊観光にどう繋げるのか、のトークセッションが開催されました。また地元神戸側からサポート、コラボレーションされた人々や団体(神戸人)の皆様も登壇され、今回のプロジェクトを通じて見えてきた、地域とアートとの関わり方や課題について、今後の神戸の姿にも重なっていくような深い内容でセッションが進められました。
神戸の魅力スポットを再発見!リサーチ結果の展示会場へ
発表会場から移動し、続いてはKIITO展示ホールへ。
プロジェクトに参加したアーティストが神戸市内を散策し、今回のリサーチテーマである「人新世」(10年先の価値になり得る視点)に沿って発見したヒト・モノ・コト・バショに関する視点や気づきをマップで紹介されています。
アーティストの目線から、神戸の全域に渡って魅力が再発掘されており、
各スポットの様子を写真で表現されています。
リサーチ結果の展示は3月12日まで開催。インタビューの様子もパネルで展示されていますよ。
こちらは周遊観光を促す「for Cities Urbanist Kit/神戸」という、その土地ならではのアイテムがつまったキットで、地域と連動したイベントを開催。先日話題になった、片桐はいりさんが営業中のカフェで行う「喫茶演劇」もその一環だそう!3月は、ライブパフォーマンスイベント「Wizard of OP vol.0000」や「仕⽴て屋のサーカス」「灘まちあるき naddisme for Cities」「激突!神戸!壁コレクション」などの開催を予定。※日程の詳細等は KOBE RePublic Art Project WEBサイトでチェックしてみて下さいね。
アーティストの作品が展示されている「KORPA 特設会場」(旧住友倉庫さん)へ
内覧会の最後には、リサーチアーティストの作品が展示されているメイン会場「KORPA 特設会場」へ。
大正15年に建設された旧住友倉庫さんの廃倉庫だそうで、残念ながら再開発のため取り壊されるそうです。
イベントの開催は3月12日(日)まで。入口はこちらからどうぞ。
倉庫の内部は暗く、木パレットやはかり、台車などが残されていました。
展示されているアーティストの作品の一部をご紹介。こちらは遠藤 薫さんの作品「閃光と落下傘・神戸」。神戸港における輸出入をテーマに、神戸港で実際に使用されていた麻袋を再利用して制作された作品だそう!
こちらは秦雅則さんの作品「ATLAS(homo sapiens-made)KOBE」。神戸の湾岸の様子を、ガラスと光を使って多面的に表現されています。
こちらは今西泰赳さんの作品「直会(なおらい)」。神戸の酒造りに必要な米、水、菌、そして人。さまざまな時代に工夫と改良がなされてきたその歴史の「これまで」と「これから」を考えることをテーマとした展示で、浮かび上がる祭壇は幻想的でした。
こちらは内海昭子さんの作品「Traveling strata」。かつてベルトコンベアと船で大量の土を運ぶ「山、海へ行く」という壮大なプロジェクトにより、地球が誕生した46億年以来初めて、自然に上に向かって積み上げられていった地層が人の手で移動するようになりました。人工島では古い土は上に、新しい土は下になり、あらゆる時代は土の中でミックスされ、ベルトコンベアに載って時間が運ばれた様子が表現されています。ぜひじっくりと会場でご観覧下さい。
倉庫内の吹き抜け部分の天井は高く、美しく、
かつては多くの作業員とフォークリフトが忙しく動き回っていました。
レトロな看板や階段もそのまま残されており、
港湾作業の歴史と営みを垣間見ることが出来ます。
小金沢健人さんの作品は、照明を使ったインスタレーション。神戸のモーションスケープとサウンドスケープを光の表現に読み換え、ダイナミックで、かつ大胆な作品となっています。(18:00-20:00の間は振り子としてインスタレーションを稼働予定)
こちらの「KORPA 特設会場」の展示開催は3月12日(日)まで。平日:15:00~20:00、土日祝日は13:00~20:00で開いているので、この機会にぜひお立ち寄りください。
このたびはありがとうございました。「パブリックアート」をつくらずとも、「パブリック」に「アート」はすでにある―神戸の魅力を再発見する「KOBE Re: Public ART PROJECT」、皆様も実際に会場で触れてみて下さいね。
情報の引用参照:KOBE RePublic Art Project WEBサイト
※東灘ジャーナルでは、みなさまからの情報提供をお待ちしています。
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- 【日時】
- KOBE Re: Public ART PROJECT 【※2023年2月22日~3月19日まで開催。開催期間は各会場で異なるのでWEBサイトでご確認ください。】
- 【有料無料の区分】
- 不明(要確認)
- 【場所】
※「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」や「KORPA 特設会場」を中心とした各エリアで開催。