神戸っ子御用達「神戸ノート」って知っとう?今なお愛され続ける秘訣にせまってみた! #神戸ノート #神戸 #関西ノート #神戸ルール #神戸っ子

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2024年3月18日区外スポット

神戸限定の懐かしい「神戸ノート」をご紹介!

入学式・新学期を迎え、新しく学用品を取りそろえる季節になりました。神戸市内の文房具屋さんに必ず置いてあるのが、今回ご紹介する「神戸ノート」。読者の皆様もお世話になった懐かしいあのノートです。

ご存じでしょうか、実はこれ、神戸地区限定の商品なんです!全国で使われているんじゃないの?とか、県別オリジナルバージョンであるんじゃないの?といろいろな疑問に触れながら、世代を超えて愛される「神戸ノート」について、売れ続ける秘密をご紹介します♪

「神戸ノート」について、おさらいしてみよう

「神戸ノート」とは、神戸のほとんどの小学生に使われている“神戸限定の学習ノート”のことです。「算数帳」「国語帳」のほか、「自由帳」「れんらくちょう」など全部で40種類程発売されています。

戦後すぐのこと、神戸市長田区にある関西ノート株式会社さんが、よい商品を安くそろえられないかという相談から、子ども達にいいノートを使ってほしい!という思いを込めて、神戸市近郊を商圏にして製作されるようになったのが始まりとされています。表紙には、さまざまな時代の神戸の風景写真がデザインされており、レトロでちょっと懐かしい感じがしますよ。

【※ご参考】全国の小学生が使っているノートについて

※ちなみに、神戸地区以外の小学生が使っているノートを参考程度に掲載してみました。「ジャポニカ学習帳」や、アニメのキャラクターが描かれたノートが人気ですね。全国の小学生は、こういったノートを使っているんですね。

なぜ「神戸ノート」が今なお売れ続けるのでしょうか?

各学校や先生が「神戸ノートでないとダメです」とおっしゃったわけでもなく、教育委員会で特定の商品を指定することもありません。それなのに、ほとんどの家庭は「神戸ノート」を当たり前に購入しています。いったいなぜでしょうか?

要因1:文房具屋さんの目立つところで販売されている

神戸市内の文房具屋さんには、この「神戸ノート」が前面にずらりと並んでいます。もちろん、他の学習ノートも置いてあるのですが、売れ行きはいまいちだそう。結局こちらのノートが良く売れる→お店の良い棚に並ぶ、という流れになるんですね。

要因2:親世代も使っていた「神戸ノート」

親世代(さらに前の世代)も使っていたので、自分たちが使っていた「神戸ノート」を、当たり前のように子どもに買ってくるわけです。神戸らしい風景写真が表紙に描かれているのが、どこか懐かしく、神戸っ子をほっとさせるのかもしれません。

【※写真で見学】「神戸ノート」を作っている「関西ノート」さんは長田区にあります

JR「鷹取」駅を下車、こちらは長田区になります。

駅から南へ歩くこと約2分、「神戸ノート」を作られている関西ノート株式会社さんに到着しました。

神戸の街と一緒に歩んできた歴史のある会社さんです。

正面の様子がこちら。マスコミ・メディア取材は一切NGのため「関西ノート株式会社」WEBサイトはこちらからどうぞ。

「レトロでかわいい」と人気を呼び、今では神戸ルールやお土産としても有名となった「神戸ノート」。街で見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね♪

※東灘ジャーナルでは、みなさまからの情報提供をお待ちしています。
新規オープン・閉店情報、イベントや街で気になること、記者発表や内覧会などございましたら、情報提供はこちらよりお知らせ下さい(※掲載無料)

【名称】
神戸っ子に愛されている「神戸ノート」の秘訣にせまってみた!
【営業日・営業時間】
【連絡先】
【Webサイト】

関西ノート株式会社WEBサイト

【場所】

住所:神戸市長田区浪松町3丁目2-21号

関西ノート株式会社

JR「鷹取」駅から南へ徒歩約2分


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