「涼宮ハルヒの消失」の舞台になった「甲南病院」が建て替え工事へ #甲南病院 #東灘区 #近代建築 #木下益次郎 #涼宮ハルヒの消失

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2019年11月3日スポット情報

「甲南病院」が建て替えへ

東灘・鴨子ケ原にある「甲南病院」が老朽化のため、建て替えられることになりました。その前に、貴重な近代建築の建物を写真でご紹介します。
(※患者様・その他プライバシーを考慮し、建物外観のみのご紹介です。)

東灘・鴨子ケ原にある「甲南病院」とは

神戸・旧居留地の神港ビルヂングなどを手がけた木下益次郎が設計、1934年に開設された鉄筋コンクリート地下1階、地上5階建の近代建築様式の病院です。全面がタイル張りとなっており、山あいにとけ込む建物です。アニメ映画化された「涼宮(すずみや)ハルヒの消失」では、キョンが入院した舞台としてロケが行われ、甲南病院が実名で登場しています。またテレビドラマ「長谷川町子物語-サザエさんが生まれた日」のロケ地としても使われています。

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病院長からのご挨拶(一部抜粋)で見る建て替え計画

(一部抜粋開始)

当院は築後80年が経過し老朽化が大きな問題でした。平成29年3月から長年の懸案であった新病院建設が始まります。これを契機に甲南病院と六甲アイランド甲南病院を統合・再編し新たな歴史の扉を開きます。骨子は3つです。

  1. 神戸大学の重要拠点病院として連携を一層強化し甲南病院、六甲アイランド甲南病院の診療、教育のレベルアップを実現します。
  2. 東灘の基幹病院として老いも若きも誰もが安心できる高品質医療に取り組みます。甲南病院は2017年から逐次、各診療科の人員を強化します。
  3. 甲南病院は480床の急性期病院に、六甲アイランド甲南病院は181床の回復期中心になる予定です。機能分化と統合を進め660床を一体化して地域の医療ニーズに応えます。工程はⅠ期が2019年6月、Ⅱ期は2022年1月に完工します。

(抜粋引用終了)

※文章は甲南病院 病院長挨拶WEBページより引用しています

写真で見る「甲南病院」の近代建築

坂の上にある「甲南病院」は、東灘区が一望できる場所にあります。

駐車場入口にある名前碑は、歴史を感じさせます。

正面玄関からほど近い場所でのショットがこちら。

新館をつなぐ渡りの様子です。

春は、建物全体が桜色に染まります。

南側からの様子はこちら。上階は病室が並んでいます。

新緑の季節とともに、この建物を感じられるのも残りわずか。多くの命を扱ってきた貴重な近代建築に、ありがとうを込めて。

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※東灘ジャーナルでは、みなさまからの情報提供をお待ちしています。
新規オープン・閉店情報、イベントや街で気になること、記者発表や内覧会などございましたら、情報提供はこちらよりお知らせ下さい(※掲載無料)

【名称】
財団法人 甲南病院
【営業日・営業時間】
【受付時間】 AM 8:15 ~ AM 11:30 【診療時間】 AM 9:00 ~ PM 5:00
【連絡先】
078-851-2161
【Webサイト】

一般財団法人 甲南会 甲南病院

【場所】

住所:神戸市東灘区鴨子ヶ原1-5-16

財団法人 甲南病院

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